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    <title>Haconiworld</title>
    <link>https://August5th.kashi-hondana.com</link>
    <description>Haconiworld・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 八月 いつか.</copyright>
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    <item>
      <title>訳者あとがき - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36586</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:39:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[
　
　まずは、ここまで読んでくださったすべての方に御礼申し上げます。
　訳者としていますが、この本はフラムスティードがノートに綴っていたものを私が翻訳したものだという、ロマンある嘘をつかせてください。
　　
　本書『Rignotes』は、もともと二〇一八年に構想が生まれた物語であり、長い間イラストという形で描かれていました。
　というのも、私はこれまで小説と呼べるような文を書いたことがありませんでした。大人になってからは読書から離れていたので、なおのことです。
　しかし、二〇二四年の秋。執筆を意欲的に行っている人々の姿を間近で見て、携わる機会を得ました。小説を再び読むようにもなったのです。そのとき、この物語をしっかりとした形にした気持ちが生まれました。
　漫画、イラスト⋯⋯いろいろとやりようはあったのですが、やはり小説の言葉の美しさ、もたらす余韻に惹かれて挑戦しました。それに、『Rign...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>＊─── - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36585</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:38:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

＊──記憶の結晶が輝いている。

　アルシェのはずれ。咲きほこるフルークの花畑を越え、永世の庭へと続く道の──そのさらに奥。木々が立ち並ぶ先に開けた間がある。
　まるで花畑のように、青い花のかたちをした結晶が輝いている。
　やわらかな風の音に混じって、記憶たちのささやき声がする。

『わたしが──特別になりたいって願ったせいなの』
『わたしはベリーニみたいにはなれない。結局、魔法なんて使えなかった』
『わたし、間違えてたんだ。罰を受けたんだね』
『────病気になったのは、わたしのせいなんだから』

　　
＊記憶の結晶がひとつ、砕け散った。
＊さあ、次の物語に進もう。
]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>一五．その風の名は - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36584</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:36:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　
　トニアが眠っているのは、ペレネの町外れに位置する小さな墓地群だという。並木道を抜けた先の小高い丘。そこには大小様々な墓石が等間隔に並んでいた。
　不死鳥を国鳥に掲げているアルシェ・ロワナでは、火を使って死者をとむらう風習がある。炎のなかにくべることで、不死鳥に死者の魂をあずかってもらうのだ。そして、いつかまたこの地に戻って来られるように、と願いが込められる。墓碑に石を使うのは、諸説あるものの──燃えてしまわないようにということらしい。戻ってくる時に、わからなくなってはいけないから。
「⋯⋯もし、そんなことが本当に出来るのなら、石に頼るんじゃなくて⋯⋯僕みずから手を取りたいですけどね」
　墓石が立ち並ぶ地を歩き、ベリーニがぽつりと皮肉を言った。不死鳥の生まれ変わり、ロワナの子。
　ベリーニはお供えものとして、青と黄色の花を持っていた。それから、木箱に手紙と思い出の写真も入れた。
　トニ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>一四．三月一七日 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36583</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:34:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[
　
　三月一七日、午後一時。
　オルティース家のベランダの窓は既に開いていた。昨日のように特等席へ座ろうとしたとき、下の方から「フラムスティードさん！」と呼ぶ声がした。声の主を探して足下を見回すと、木々の隙間からベリーニの姿が見えた。なんと、家の中ではなく庭にいたのだ。
「もうそんな時間だったんですね。今、そちらに行きます」
　俺を見上げる赤いポニーテールは快活にゆれ、声色もしっかりしていた。どうやら花壇の手入れをしていたらしい。手にはグローブをはめ、地面にはガーデニング用の小さなスコップとじょうろが置いてある。
「急がなくてもいいよ！　俺はほら⋯⋯」
「知っています。暇バードリングですね」
　ベリーニはしたり顔で言った。見る人が見れば生意気だと言う、得意げなようすだ。でも俺はその表情がとても気に入った。この子の新しい一面を見ることが出来たからだ。
　家の中に戻ったベリーニは、ほんの数分...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>一三．空が夕焼けに変わる頃 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36582</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:33:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[
　
＊記憶の欠片が輝いている。
＊これは、トニア・アンセルミが遺した記憶だ。

「ベリーニ。先生たちは、君にこのまま高等部に進んでもらって、より多くの魔法を学ぶことを推奨している。君は⋯⋯それでいいかな？」
「はい。特に異論はありません。大人になったときに、『ロワナ』として仕事をするなら、そのほうがいいでしょうから」
「うん、良かった。トニアには先生から言っておいた方がいいかな？」
「⋯⋯いえ。僕からいいます。学校が違っても、僕たちは友達ですから」
　遡ること、去年の四月下旬。トニアはシャリマー先生とベリーニが放課後の教室で話しているのを聞いていた。先に帰っていいとベリーニには言われていたが、気になってこっそりと廊下で待っていたのだ。
『学校が違っても、僕たちは友達』。
　確かにベリーニはそう言った。それでも、トニアの心臓はちくちくと痛んだ。
　トニアはベリーニに比べて成績は良くなく（そ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>一二．墜ちる勇気、飛ぶ覚悟 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36581</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:32:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　

＊記憶の欠片が輝いている。

　三月十一日。午後一時。　
　ベリーニは自分の部屋で布団にくるまっていた。電気は消えていて薄暗い。やわらかな陽光が、カーテンの隙間からさしているだけだ。ベッドの上には大きなクマのぬいぐるみが座っている。開きっぱなしの本がオーク色の学習机に積み重なり、崩れ落ちそうになっていた。
　トニアと一緒にうつっている写真は、今もチェストの上に飾ってある。手入れがされておらず、すこしだけほこりが積もったまま。あれから、写真を見ることもやめてしまった。
　ぎい、と小さく床が軋む音がする。部屋の外からケイリーの声がした。
「ねえ、ベリーニ。お昼ご飯が出来たから、一緒に食べましょう。ちょっとでもいいのよ⋯⋯」
　ためらいがちで、気をつかっているような、たどたどしい話し方だ。
　布団の中にいるベリーニが、寝返りをうって部屋の扉を見つめた。
「おかあさん⋯⋯」
　その声はぼそぼ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>十一．灯火 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36580</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:31:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

　アルシェ・ロワナには自由の風が吹く。
　首都レピス、フリートウッド市。ペレネの町に、ゆうに四メートルを越える大きな翼を持つ青年が舞い降りた。青年の名はもちろん──。
「あら、フラムスティードじゃない！」
「やあ、ミセス・フィンリー。君に会うのは二ヶ月ぶりかな？　全然変わっていないね」
「たった二ヶ月で変わるもんですか。子供じゃないんだから」
　ミセス・フィンリー、つまりエレノアは肩をすくめてそう言った。ちょっとだけ怒りっぽいけど、おちゃめな可愛らしい女性だ。
「でも、フラムスティード。あなたが来たのはどうして？ㅤ次に会うのは一年後かと思っていたのに」
「うん。ずっと気になっていることがあるんだ」
「⋯⋯ベリーニちゃんのこと？」
「どうして分かったんだい？」
「ケイリーから聞いてるのよ。ベリーニちゃん、あれから家に閉じこもったままだって」
　

　三月一〇日。
　あたたかな日差しが町を...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>＊最期の物語 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36578</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:29:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[



＊──記憶のかけらが輝いている。　
　
＊もし君たちの心が痛むのなら、この先は読まなくても構わない。次の章に行くといい。
＊俺は最後まで見届けると決めた。
＊トニアとベリーニの、命をかけた物語はこれで終わる。
　
　




「トニア。遅くなってごめん。今日はとうとう、新しい回復魔法が出来たんだ。『先生』にも見てもらったから、前よりずっと痛みを無くせるはずだ」
　走ってきたのもあって、ベリーニの息は少し上がっていた。その場で大きく深呼吸をすると、次にリュックを下ろした。可愛らしいパステルカラーのラグは、幾度となく見たトニアのお気に入りだ。リュックに詰め込まれた本を取り出して、ラグの上に広げようとしている。
「今回の回復魔法は特別なんだ。もしかしたら⋯⋯これで、治るかもしれない⋯⋯」
　本を開くベリーニの瞳は期待に揺れている。きっとトニアを治せる。信じている。僕はロワナ、選ばれた人間...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>十．となりの花は青い色 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36577</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:28:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

「それじゃあ、永世の庭はアルシェにある可能性が高いよね。ベリーニがあの路線バスをよく使うのだったら」
　
　時間は少し遡る。
　ミスター・キャリントンとティディと共に、ロワナ先生の墓参りを終えた後。大切な挨拶を済ませた俺は、『伏線回収』のための詳しい話を二人から聞くことにした。
「『今日はやけにアルシェで降りる人が多いね。ここに来るのはロワナの子くらいだと思っていた』って、運転手のおっちゃんが言ってたんですよ。ってことは、ひとりでよく乗ってる、ってことですよね。今日も来たかって聞いたら、『ついさっき。いつもみたいに本をたくさん持っていた』って返事も来ました」
「なるほど。今日、ベリーニはここに来ていたんだ。　つまり⋯⋯先にティディにも永世の庭の話をしておくべきだったね」
「そうですよ！　へ〜〜、大荷物で来たんだ。くらいにしか思わなかったじゃないですか。じいちゃんは全然聞こえてないし！」...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>九．思い出が帰る場所 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36576</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:27:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

　『永世の庭』の文字を見てしばらく思考をめぐらせたあと、ぱっと浮かんだのは、『フルークの花』だった。
　
　三年前のこと。
　疑問に思って、どこから花を仕入れているのかをエレノアに尋ねた時に、永世の庭をあげていたことがあった。彼らが所有する土地にはフルークの花が咲いているから、少し分けてもらっているの、と。
　そのときは軽く流していて、気に止めていなかった。
　　
　さて。エレノアとフルークの花といえば、この物語の一番冒頭に戻る。そう、彼女に頼んでいたフルークの花を受け取らないといけない。まだ用は済んでいないけれど、そろそろ彼女もまちくたびれている。そして、きっと、少し怒っている。
　いつになったら取りに来るの？　まさか忘れてた？　バードリングも二五〇歳を超えたら老人と変わらないのね！　とエレノアのお小言が聞こえてくるような気がした（実際、そのようなことを言われたことがある）。
　お詫...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>八．半分のリンゴ - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36575</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:26:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

＊記憶の欠片が輝いている。
　
　トニアの部屋だ。窓から見える昼下がりの空は、冬だと言うのに真っ青に見える。きっと、室内が明かりが消えていて、薄暗いからだ。
　ベリーニはトニアのてのひらに、自分のてのひらを重ねていた。きらきらとしたエマの細やかなかがやきが、昼間の星のように部屋を照らした。
「トニア、痛みはどう？　食欲はある？」
　てのひらを離して、心配そうにベリーニが問いかける。あたたかなベッドの上で、トニアがやわらかく微笑んだ。
「うん！　ベリーニのおかげですっかり元気だよ。ほら、腕も動かせるし、久しぶりにお腹もすいてきた」
「⋯⋯そっか。良かった。あのさ、お母さんが、シナモン・アップルパイを作ってくれたんだ。特別なリンゴなんだって。トニアと一緒に食べたくて⋯⋯」
「ほんとうに？　食べたい！」
ベリーニがスクエア型のリュックから、切り分けられてかわいらしくラッピングされたシナモン・...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>＊これまでの旅を記録する - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36574</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:25:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[
＊ノートに挟んでいた金色の葉が一枚落ちた。いわゆる、セーブポイントってやつかもしれない。

　　
　アルシェ・ロワナには年に一度、このロワナ聖誕祭の時期に帰ってくる。
　いつもなら、人々に挨拶をしたあと一緒にこの喜ばしい日を祝い、ロワナ先生の墓前にフルークの花を手向けるのだ。そうして新年を迎えた後ひっそりと立ち去り、また一年後同じ時期に帰ってくる。毎年その繰り返しだ。
　人の姿が変わっても、街並みが変わっても、俺がやることはあまり変わらない。
　けれども、今年のアルシェ・ロワナでの滞在状況は、ここ数十年を思い返してもずいぶん複雑になっていた。
　俺も、もしかすると君たちも──状況整理が必要かもしれない。前に進むためにも大切なことだ。物語の次に行く前に、一度ここでメモをしておこう。
　
　一、トニアはハイゼンミュラー症候群にかかっている。
　今回の物語の発端だ。これは魔法学の元教授、ミスタ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>七．甘く優しい箱の中 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36573</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:24:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

　ベリーニの家、つまりオルティース家を訪れたことは何度もある。オルティース夫妻とは、ケイリーが旧姓──ケイリー・シュミットだった頃から関わりがあった。シュミットさん家の三人の愛娘のうちの一人。
　活発で、曲がったことが許せなくて、世話焼きなお嬢さん。サイモンが学生の頃に「行き着けのカフェで出会った。僕からデートに誘ったんだ」と、柄にもなくはにかみながら話してくれたこともあった。
　訪れたタイミングが良かったおかげで、彼らの結婚式に参列したこともあったし、サイモンに魔法を教えたこともある。
　オルティース家はレンガ造りの二階建てで、ロワナの髪色を模した赤い屋根が特徴だ。庭には大小様々な植物が生い茂り、冬になると赤く染まる『アルシェロワナヅタ』外壁を飾っている。小さなペレネの町の中では目立つ存在だ。　
　ロワナの子の家とあって、国からいくつかの支援や補助も受けているのだろう。ベリーニのため...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>六．枯れない花 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36572</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:21:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

　ティディはやっぱり、ふたつ返事で俺を迎えてくれた。
スピカ通りを越えたあたりで、仕事を終えた彼とばったりと会ったのだ。
　昨日はどうも、なんて会話をかわして、近くのベーカリーでパンに具材を挟んだもの──『クローズド』を買った。君たちにはパニーニやサンドイッチと例えると意味が通じやすいだろう。
　クローズドは研究熱心な者が、片手でも食べられる物を求めたが故に生まれた。学者や研究者は部屋に閉じこもって仕事に没頭する。彼らには調理の時間も食べる時間さえも惜しい。だがこれは、食パンを切り、具材を入れ、手で閉じるだけで簡単に手早く食べられる（名前の由来とは大抵がそういうものだ）。
　このとき、具材は好きなものでいい。そして、現代では一枚で挟まなくても構わない。それこそ上からパンを重ねてクローズしたっていい。なんなら、食パンでなくても構わない。ハンバーガーの域に達していても、この国では総称として...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>五．少女たちの願い - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36571</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:20:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[


「そうかい。ロワナの子が⋯⋯」
「ああ。ごめんね、ミスター・キャリントン。あの子に本を一冊持っていかれてしまった。後で返す、と言ってくれたけれど」
「構わないよ。ベリーニは正直な子だ。未熟だが、責任感が強い。魔法の勉強も熱心にしていると、シャリマー先生から聞いているからね」
　ペレネの町。ミセス・フォレットが営むカフェ『ラ・シャンス・スゥリ（運が微笑む）』の一席に、アンドレ・キャリントンは居た。彼はいつものようにブラックコーヒーをたしなんでいるところだった。
　そのブラウンのコートの下からは、キャメルのセーターが覗いている。胸元を飾るタイはボールドで、それがまたアクセントとなり彼の上品さを引き立てていた。もちろん、ティディ特製のＴ字杖も一緒だ。こうして、コーヒーの香りが似合う老紳士が完成される。
　俺はというと、翼を折りたたみミスター・キャリントンの席の前に座っていた。人間の椅子は俺...]]></content:encoded>
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      <title>四．ロワナの子 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36569</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:19:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
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＊青い光があたりを包む。
＊このエピソードは、とある『記憶の欠片』がうつしだしたものである。なお、書き起こしと再編はフラムスティードが務めた。

「ベリーニの肌って、つやつやでもちもちだよね。いいなあ」
「そう？　うーん。回復魔法が使えるからかも｣
　子供部屋だ。ベッドの上でぬいぐるみがくつろいでいる。室内には部屋の主であるトニアと、赤髪の子──ベリーニの姿があった。
　二人はデスクに並んで座り、勉強をしているように見える。カレンダーは五月を指していた。
「え〜〜っ！　やっぱりロワナだとそういう特権もあるのかなあ。いいなあ⋯⋯」
　年頃の少女らしい反応をするトニア。対して、ベリーニはほとんど興味無さそうだ。
「特権⋯⋯なのかは知らないけど、自己治癒能力が〜〜とか、聞いたことある」
「ふしぎだねえ」
　言いながら、トニアはベリーニの肌をつん、とつついた。映し出された光景から見ても、た...]]></content:encoded>
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      <title>三．隠されているコイン - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36568</link>
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2025 06:18:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
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　ペレネの隣町、カルカラ。エレノアの営む花屋『クレイネ・へリュック（＝ちいさな幸せ）』に立ち寄ろうと訪れると、時計はすでに五時を回っていた。
　民家から夕飯の匂いもするし、点在するレストランからも食欲をそそる香りが漂ってくる。通りすがる町の人たちは皆、それぞれのカラーのコートで身を包んでいた。この寒さからだろう、人々の足取りは昼間より幾分か速い。
　
『クレイネ・へリュック』はその入口がガラス張りになっている。ショーウィンドウのように、外からでも色とりどりな花を魅せるためだ。あと、こんな寒い冬でも店内で快適に過ごしたいから。そしてなにより、『手のかかる』お客が来た時の心構えをするためだと。
　それを聞いた時は、エレノアらしいと笑ったものだ。小さな幸せを掲げるこの店に、そんな輩は不要だと彼女は言ってのけた。
　店の前に降り立つと、店内から俺の姿を見つけたエレノアが小走りでやってきた。
「...]]></content:encoded>
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      <title>二．澄みわたる空の音 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36333</link>
      <pubDate>Sat, 30 Aug 2025 07:48:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
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　ベリーニという子供の名前は過去にも聞いたことがあった。アルシェ・ロワナに訪れるのも、もう一〇〇回以上。たぶん、片翼の羽くらいは使うほど多くの縁がこの身にはある。一二月半ばから一月にかけての滞在だけでも、ロワナの子とあれば町ゆく人々からも（たとえば、さっきのエレノアのように）、そのうわさを聞くことがあった。
　ベリーニ・オルティース。
　フリートウッド市のペレネという小さな町に、その子は住んでいる。サイモン・オルティースと、その妻であるケイリーとの間に生まれた子。炎のような赤い髪とエメラルドのような瞳を持ち、奇跡とも祝福とも言われた回復魔法が使えるロワナの子。
　一四年前に訪れたときは、この町の新聞の一面を飾っていた記憶が残っている。そこには『その赤い髪は不死鳥の再来』なんて、仰々しいフレーズが添えてあったはずだ。
　そういえば、この国は国鳥に不死鳥を掲げていた。炎の中から再生す...]]></content:encoded>
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      <title>一．旅人の帰郷 - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36332</link>
      <pubDate>Sat, 30 Aug 2025 07:48:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
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　アルシェ・ロワナには自由の風が吹く。
ㅤこの辺境に位置する若い小国アルシェ・ロワナ共和国では、いつしか人々の間でそんな言葉が語り継がれていた。
『ロワナ聖誕祭』という祭りを、きっと君は知らないだろう。まずロワナとは、端的に言うとこの国の象徴とも言えるわずかな民たちのことだ。
ㅤ炎を思わせる赤い髪、揺れる若葉にもひけをとらない緑の瞳を持つ。総じて男とも、女ともつかない容姿と声を持っており、一見して世の神秘であり不可侵域である──と、多くの書物には記載されている。その実がどうであるかは、この文字を追っていけば分かってもらえると思う。 
　次に、ロワナとは、この国のはじまりである特定の人物を指す。『ロワナ聖誕祭』が指すロワナは、こちらのほうだ。一二月二五日。静謐な冬の夜に、炎のような赤い髪を持って、ロワナはこの世に生まれた。これは事実だ。なぜ言い切れるのか、と言われれば、その話を俺はロ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>プロローグ - Rignotes</title>
      <link>https://August5th.kashi-hondana.com/author/page/2213/section/36330</link>
      <pubDate>Sat, 30 Aug 2025 07:46:00 +0900</pubDate>
      <description>冬。ロワナ聖誕祭のにぎわいと共に、今年も有翼族の青年がアルシェ・ロワナへと降り立った。名はフラムスティード。人を愛する異端の『バードリング』。
時は刻々と過ぎされど、愛する人々の生活はいつでもここにある。つめたい風とあたたかな声が町を包む中、ひとすじの悲しい魔法の匂いが吹き抜けた。
回復魔法を使える『ロワナの子』、ベリーニ。そして、奇特な病で伏せるトニア──フラムスティードは、少女たちのやさしく残酷な願いを知ることとなる。</description>
      <content:encoded><![CDATA[

　知らない言葉、知らない記憶。
　小さな箱の中で、崩壊と再生を繰り返す。
　翼はなく、大地を駆け、手を取りまわる。
　美しい夢を見た。
　
　Rignotes ]]></content:encoded>
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